6 月 23 日に東京 ・ 代々木の国立オリンピック記念 青少年総合センターで、 「あすのば全国集会 2024」 を開催しました。 当日は、老若男女問わず、40人が参 加し、 若者たちの切実な声に強くうなずきながら、 親身に耳を傾けていただきました。
第一部の発表では、 子ども若者委員会のメンバーが「あすのば 6000 人調査」 で集まった自由記述欄から生の声をていねいに拾い上げ、まとめました。 「教 育」 と 「居場所」 のチームに分かれて準備を進め、問題点や支援すべき点などを若者の目線で思いを伝えました。
あすのば全国集会2024_居場所 あすのば全国集会2024_教育経験
第二部では、 自分たちの経験をもとに、 伝えたいことをパネルディスカッション形式で伝えました。 4 人の若者たちが勇気をもって発信した実体験などは、 多くの参加者の心を動かしました。
また、 第三部の若者と参加者の交流会では、 4つのグループにわかれて、 お互いが思いを話し合える 貴重な機会となりました。 発表の中では触れられなかったことや、双方向だからこそ話せる思いもありま した。
そして、 解消法成立を記念した子ども若者委員が手作りしたケーキに入刀しました。
今回の全国集会の発表内容の準備は、 子ども若者委員会のメンバーのみで行い、 当日の進行なども 全て若者たちの力だけで作り上げました。
◆ アンケートをていねいに分析して、どんな課題が浮かび上 がり、 大人が見落としがちな声に 「形」 を与えただけで はなく、どんな改善策が考えられるかまでしっかり提言し 具体性のある高レベルの報告だったと思います。
◆ アンケートの集計、 まとめ、 お疲れさまでした。 読み飛ば せない内容ばかりで大変な作業だったこととお察ししま す。 体験談を伝えてくれたみなさん、 勇気を出してお話 してくれてありがとうございました。 これを聞いたからに は、 何か自分にできることをしてみようと気持ちを新た にしました。
◆ 勇気ある各種プレゼンテーション、そして実体験の発表か ら、大きな学びを得ることができました。 もっとたくさん の人たちに今日の集会に参加いただき、 いろいろな声を 届けたいと思いました。 本当に素晴らしい機会をありが とうございました。
◆ こんなに若者がこどもの貧困について考え、 感じ、 対策 を練る取り組みをみて、 感激しました、 感動しました。 大 人の私たちも頑張らねばと思いました。
◆ 率直な生の声を聞かせていただき、 とても貴重な機会で した。 ただし、その声を一般に届かせるためにはどうした らよいか、 そもそもそのような経験をしないで済ませる にはどうしたらよいか、 逡巡しています