子どもの貧困対策センター 公益財団法人あすのば

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2023.10.27|

「あすのばフィールドワークin関西」を開催しました

2023年10月21日(土)から22日(日)まで、大阪を拠点とした「あすのばフィールドワークin関西」が行われました。

全国から高校生・大学生ら16人の若者が参加しました。

 

初日の午前中は、尼崎市こども政策監の能島裕介さんによる「尼崎市における子ども・若者の取り組み」についての講演をいただきました。

市だけでは応えられないニーズには、民間団体との連携を図り、また若者が主体的に参画できる仕組みを大事にしていることなどをお話いただきました。
また、実際に支援の拠点となっている「あまがさき・ひと咲きプラザ」が今回の会場になっており、尼崎市立ユース交流センターの案内もしていただきました。

能島さんは、参加者の質問にも親身にお答えいただき、とても有意義な時間となりました。

 

 

 

午後は、それぞれグループに分かれて視察先に伺いました。

ひとり親家庭向けの学習塾を運営している「特定非営利活動法人 あっとすくーる」の渡剛さん、

小学校1年生から中学校3年生を対象に居場所事業を行う「認定特定非営利活動法人LearningforAll」の多田理紗さん、

青少年の支援を行う大学生が主体となって運営している「特定非営利活動法人ブレーンヒューマニティー」の福井邦晃さんと活動に関わっている大学生お二人、

3施設を訪ね、視察を行いました。
夜には、全体での交流会を行い、異なる施設先に行った参加者たち同士で集まって情報交換をしました。

お互いの施設先で聞いたことや学んだことを伝え合う中で、それぞれの視察先の活動や、そこで活動する方の思いを知ることができました。

交流会の最後には、参加者全員で感想と抱負を発表し合い、参加者全体での一体感が生まれた貴重な交流の場となりました。

 

 

2日目も、グループごとに分かれて視察を行いました。

大阪を中心に生活の基本となる食からはじめ親子の生活を丸ごとサポートしている「認定NPO法人CPAO(しーぱお)」の徳丸ゆき子さん、

若年女性向けのシェアハウスなど子ども・子育て・若者支援を通して誰もが安心して暮らせる地域社会を定着させることを目的として活動をしている「シェアリンク茨木」の辻由起子さん、

家庭や学校などの環境によって本来の力を発揮できない子ども若者とその家庭に対してソーシャルワークを活用した事業を行う「NPO法人こどもソーシャルワークセンター」の幸重忠孝さん、

海外にルーツのある子どもや家庭の支援を行っている金光敏さんのお話をお聞きし、

1日目と同様に施設見学をしたりやお話を伺ったり、実りある視察となりました。

 

 

今後は2日目の情報交換と全体的な振り返りをオンラインにて実施する予定です。
自分の視察先だけでなく、他のグループの視察先についても学び合うなど、参加者にとって実り多いフィールドワークとなりました。

 

あすのばの今後の活動にも活かしていきます。

 

 

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