子どもの貧困対策センター 公益財団法人あすのば

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2019.11.08|

【ユースバイトレポート③】院内集会「ひとり親世帯の子どもたちはなぜ貧困なのか?」

こんにちは。ユースバイトの長谷勇輝です。11月5日(火)は衆議院議員第一会館で開催されたシングルマザーサポート団体全国協議会主催の院内集会「ひとり親世帯の子どもたちはなぜ貧困なのか?~不公平な寡婦控除税制の見直しや養育費未払い問題の早期解決を~」に参加しました。その時の様子と感想を報告したいと思います。

 

 

まず、シングルマザーサポート団体全国協議会が2019年7月にキックオフミーティングを開催したこと、シングルマザーと子どもたちの声を社会に正確に反映していきたいとの思いから行動計画を定めたことの話がありました。

次に、この行動計画に沿って以下の7つ議題について議論がされました。
①寡婦控除税制の改正について
②児童扶養手当制度の所得制限、支給回数等について
③児童扶養手当の窓口ハラスメントについて
④仕事と子育ての両立支援(日常生活支援事業、ファミリーサポート事業)
⑤生活保護制度の改善(自動車保有問題)
⑥養育費の取り立て確保と共同親権制度は慎重に
⑦安心安全な面会交流とDV法改正について

参考:ひとり親家庭の親と子の政策提言と行動計画
https://www.single-mama.com/topics_council/policyproposal-actionplan190707/

 

 

 

今回、院内集会に参加してみて最も印象深かったことは寡婦控除税制です。寡婦控除とは所得控除のことです。死別、離別の親には適応されますが、婚姻歴のないひとり親には適応されません。同じひとり親でも結婚したことがあるかないかで所得控除が受けられるかどうかが変わってしまうのです。このことを全く知らなかった私は、これを知って驚きました。それと同時に不公平さを感じました。子どもにとって親の婚姻歴は関係ない、それによって生活や将来の選択肢が限られてしまうのはおかしいなと感じました。

レポートは以上です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

シングルマザーサポート団体全国協議会についてはこちら
https://www.single-mama.com/council/

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