2015年8月28日(金)から30日(日)までの2泊3日間、国立赤城青少年交流の家で「あすのば合宿ミーティング」が初めて開催されました。
6月に設立された私たち「一般財団法人あすのば」は”子どもがセンター(ど真ん中)”ポジションとしての団体運営や政策提言などの対策推進を特徴に掲げています。今回の合宿は全国各地のひとり親家庭や児童養護施設などで育った経験がある、または学習支援や子ども食堂など子どもに寄り添う活動をした経験がある高校生・大学生世代の子どもや若者ら総勢80人が集まりました。学生が企画した合宿の全体テーマである「シェアのば ~考えよう、一緒に~」には、それぞれの想いを共有し合い参加者やあすのばが次にどのような一歩を踏み出すか考える機会にしたいという願いが込められています。
1日目 「シェアのば①」の様子
交流・レクリエーション
野外炊事 みんなでカレーづくり
2日目 「シェアのば②」の様子
キャンドルナイト
参加者は「シェアのば」の分かち合いを通して『初めて自分の境遇を話すことができた。』『自分が支援のボランティアをする原点を見つめなおすことができた。』『自分の抱えている”辛い”という感情と支えてくれる人の存在に気付くことができた。』などの感想を話してくれました。また、全体を通した”当事者”・”支援者”の枠を超えた人と人との友達・仲間づくりによって、合宿は参加者やあすのばが次の新たな一歩を踏み出す大きなきっかけとなりました。
今回の合宿による出会いや共有された声・想いは今後の団体運営、対策の推進にしっかりつなげてまいります。参加者のみなさまと合宿に温かいご支援・ご協力、深いご理解をいただいたみなさまに心から御礼申し上げます。
写真撮影・八木沼卓