「あすのば子ども委員会」は、2015年12月に発足。
高校生世代を主体とし、子どもや子どもを取り巻くあらゆる大人が想いを分かち合うことをとおして、人と課題との距離を縮め、一人ひとりが社会課題を「自分ごと」化することを目指し、学生自身で企画を考えています。
12月1日に開催された第4回子ども委員会では、北海道から沖縄までの高校生や大学生世代46人が集まりました。
まずは2019年1月19日に開催する国際フォーラムに向けて、フィンランドへ視察に行った学生たちから動画やプレゼンテーション、クイズ大会なども交えての視察報告。
続いて「子どもの貧困対策に関する大綱」の理解を深める企画を実施。
大綱は、学生にとってはまだまだ遠い存在です。そこで、理解を深めるために、大綱の中身を小学生でも理解できるような内容に翻訳するというワークに取り組みました。初めて大綱を読んだという学生も多く、言葉1つ1つの意味を理解するところから苦労していました。
全国各地で支援にあたっている方々も子ども委員会の模様を見学しにいらしていたため、学生からの質問に答えていただきました。
小学生に向けて翻訳するためには、理解するだけでなく、言葉をかみくだく必要があります。そのプロセスをとおして、学生自身も大綱の意義を感じ取っているようでした。
完成した子ども向け大綱は、イラストをふんだんに使用したものや、4コマ漫画で説明しているものなど、グループごとの個性があふれていますので、ぜひ以下の一覧よりご覧ください。