11月30日より12月1日までの2日間、国立オリンピック記念センターを主会場にし、子ども・若者委員会を開催しました。
1日目の11月30日には、さいたま市浦和にある社会的養護のアフターケアハウスをされている「クローバーハウス」様、文京区の中高生向け施設「b-lab」様、新宿二丁目のHIVをはじめとしたセクシャルヘルスに関する情報センター&フリースペース「akta」様などを訪問させていただきながら、首都圏各地をフィールドワーク。
全国から集まる子ども・若者委員会は、普段生活している場所ではない首都圏でのフィルドワークということあり、新鮮なようでした。特に、その施設や地域コミュニティが成立した背景や社会状況を知るとともに、現在そのコミュニティへで生活する人々の生きやすさと、同時に持つ生きづらさを自分たちの経験にもフィードバックし、感じていたようです。
様々な場へ赴く事で、あすのばの「子どもの貧困」だけでなく、自分に連なる課題も見えてきたようです。
12月1日にはフォーラム 「生きやすさを若者といっしょに考えよう」を開催しました。
当日は一般参加を含めて、46名で開催しました。はじめに、あすのば代表理事の小河光治より、この間の子どもの貧困対策大綱の動きや、本日の開催趣旨説明がありました。その後、佐藤真紀へと引継ぎ、参加者で生きづらさではなく、過去、現在、未来への生きやすさを考えました。また、その生きやすさを構成する要素や、生きることについて分かち合いが行われました。
また、あすのば評議員でもある赤石千衣子氏(しんぐるまざあず・ふぉーらむ理事長)、村上吉宣氏(全国父子家庭支援ネットワーク代表理事)幸重忠孝氏(こどもソーシャルワークセンター理事長)の参加もあり、若者たちへの刺激にもなったようです。
あすのばでは、今後も様々な場づくりを通し、子どもの貧困対策に向けた取り組みをしていきますので、引き続きご支援をよろしくお願い致します。