こんばんは。ユースバイトの長谷です。10月31日(木)に群馬県と群馬県社会福祉協議会が主催している子どもの居場所づくりボランティアスキルアップセミナーに参加しました。このセミナーは群馬県内の2会場(当初は3会場の予定でしたが台風の影響により1会場中止に)で各1回開催しており、31日は1会場目でした。当財団の村尾事務局長が講師として登壇しています。その時の様子と感想を報告したいと思います。
まず、群馬県での子どもの現状について県の方からお話がありました。次に一般社団法人とちぎ市民協働研究会の土崎雄祐専務理事の講義があり、お昼休憩をはさんで当財団の村尾政樹事務局長の講義がありました。
群馬県の子どもの現状はこちらからご覧ください。
参考:平成28年度群馬県子どもの生活実態調査報告書(がっつり見たい人向け)
https://www.pref.gunma.jp/contents/100017491.pdf
ぐんま子どもの居場所ハンドブック(サクッと見たい人向け。現状分析の概要が載ってます)
https://www.pref.gunma.jp/contents/100105127.pdf
一般社団法人とちぎ市民協働研究会の土崎雄祐専務理事の講義では、活動を継続していくために何をしたらよいのか、地域に応援されるためにどう広報や啓発をしていった方がよいか等をお話されていました。
当財団の村尾政樹事務局長の講義では、子どもへの理解を深める、支援するためのネットワーク形成の手法、関係機関へのつなぎ方等をお話しされていました。
このセミナーに参加してみて最も印象深かったことは地域で活動されている方々の悩みです。これは参加者のグループで感想や意見の共有をしていたときに聞いた話です。行政からの委託で学習支援を行っている団体では、学習支援の会場に友だちを連れてくる子がいるが基準を満たしていなかったり行政を経由していないため入れない現状があり、また、ある子ども食堂では所得の低い世帯の方々にきてほしいけど、知り合いが多く来てしまう。所得で来る人を分けるのが難しい現状があるそうです。
友だちと一緒に勉強したいと思って連れてきたのにその友だちは入れないというのを聞いたとき、もやもやというか何か違和感がありました。うまく言語化できないのですが。
レポートは以上です。
ここまで読んでいただきありがとうございました。